【レポート】薬膳のキホン2018 第1回体質判断&体質ごとのセルフケア

【レポート】薬膳のキホン2018 第1回体質判断&体質ごとのセルフケア

5月24日(土)、学びの食卓プロデュース主催の薬膳講座を開催しました。

隣にはカフェなゆたが併設され、お寺の四季を感じながら、旬食材を使ったお寺ごはんをいただけます。

とても気持ちよく過ごせるのでおすすめです。

 

本年度の薬膳講座は、「体質に合った一人ひとりの食養生」が大テーマ。

自分の体質に合ったおいしい食事(=薬膳)を知ってもらい、「私の健康の秘訣は○○です☆」と言えるような健康法を見つけてもらうことが目的です。

薬膳ってなんとな~く、高麗人参などが使われた苦いけど健康に良い料理、くすりっぽい味がする料理…というイメージを持っている方もいるのですが…

このイメージを払拭したい。

薬膳は、その方の体質や季節のよる体調変化に合わせてとる食事のこと。「体が求めるものはおいしい」が一つの指標にもなるので、「おいしくない」と感じれば、その料理は体に合っていない可能性が高いです。

では、どうやってその人の体質を判断したり、その人に合った食材を見つけるのかというと、”中医学の理論”を使います。

ふだん私たちがお世話になっている医療は、西洋医学なので、中医学はあまり馴染みがない方がほとんどのはず。

今回(第1回)は、中医学の根底にある考え方・哲学を知り、中医学の理論に沿って自分の体質を判別、その体質に合ったセルフケア方法(食事、運動、ライフスタイル)を提案しました。

【学ぶ】薬膳実践のための中医学キホンレクチャー&体質判断&台所デモンストレーション

まず、中医学の考え方や哲学など、薬膳実践のために最低限必要な中医学のキホンを私がお伝えしました。

中医学には、血液検査や検査装置はありません。そのため、本人の自覚症状や、顔色、声、舌の様子、脈拍などから、体の状態を予測する方法が確立されています。今回は、現在感じている不調にチェックしてもらい、中医学独特のものさし(気血津液(水)弁証)を使って、体質を判断していただきました。

自分の体質が分れば、気をつけるべき生活習慣、適当な運動、食事がおのずと見えてきます。

例えば、気が不足している体質の人。

大量の汗をかくと気を消耗してしまうため、サウナやホットヨガなどはあまりおすすめできません。
ジワリと汗をかく程度の運動、例えば軽いウォーキングがおすすめです。

食事は、気を補うことができる食材を、消化に良い形で摂ることが大切になってきます。
例えば、白湯で胃腸をあたため消化機能を上げるなど。

こんな風に、8つの体質ごとに優先的に実践してほしいセルフケアを紹介しました。

 

続いて、国際薬膳師の岡本正子さんの台所薬膳デモンストレーションの時間。
おうちで作るときに困らないよう、調理のコツを伝授してくれます。

 

メニューはこちらのスープとデザート☆

●エンドウ豆のすりながし
●ハイビスカスとグレープフルーツのゼリー

いつも見た目が色鮮やかで、とっても美しい。

見ているだけで気が流れる~!

正子さんは、「こんな料理作ってみたい」と思わせるような魅力的な薬膳レシピを毎回紹介してくださいます。

みなさん真剣に見て、メモをとっていました。

 

【食べる】おいしいまなしょくオリジナル薬膳ランチの時間

ここでしか食べられないからだに優しい特別ランチです。

金剛院のカフェなゆたのお手製ランチボックス&正子さんの薬膳スープ・デザート・ティーという豪華なメニュー。

<カフェなゆたのお手製ランチボックス>

・玉ねぎの冷や汁

・古代米ご飯

・車麩の黒胡麻揚げ

・干し豆腐とゴーヤのカレーマリネ

・がんものトマト煮

・長芋とオクラの焼き浸し

カフェなゆたのオーナーの創作レシピもいつも話題になります。

干し豆腐を初めて食べた私。

豆腐のイメージとはかけ離れた、ラーメンのような見た目とコリコリとした食感に驚きの連続でした。

 

【対話する】実践の壁を壊す対話ワークショップ

レクチャーで紹介した、体質ごとのたくさんのセルフケア。

良いと言われても、おうちで実践するのはなかなか難しい。

そこで、実践したいこと、実践するための課題を洗い出し、対策を見出してもらう目的でワークショップを行いました。

「あなたに合った生活を送るためには?」がテーマです。

実践に立ちはだかる課題に対し、どう対応するか?

各テーブルで様々な意見が出てきたので、一部をご紹介します。

●朝ドラとセットでやる
●できることにフォーカスする。成功体験と組み合わせる(自己肯定感を高める)
●手放すことをおさえない。
●できることから一つずつ
●ふくらはぎを動かしてみる
●甘いものは一気に断つのではなく、徐々に。
●自分のためではなく、誰かのために健康になる、という意識を持つ
●頭で理解してても実践できないとあきらめているときがある。そんなときは深呼吸。

自分がすでに習慣的にやっていることと組わせるとやり忘れを防げそうですね!

私は、化粧しながら足つぼ刺激したり、ドライヤーで髪を乾かすときにアキレス腱伸ばしとスクワットをやってます。(笑)

できるようになれば、

「自信になる」→「もっとやりたくなる」→「体調が良くなる」→「もっとやりたくなる」

と良いサイクルを回せます。

 

そして、自分のためではなく、誰かのために健康になろうと思うことが、実践の大きな一歩を踏み出せるような気がしました。

誰かを守るために。

誰かとずっと楽しく過ごすために。

誰かと好きな場所に行くために。

 

私が病気やケガをして思ったことは、

自分が元気でいることが、周りを幸せにすることにつながっているということ。

自分が動けないと、してあげられることが限りなく少なくて…してもらってばかりで、なんか悔しい。

だから、自分のためにも、誰かのためにも自分が元気でいることが大事だと思います。

 

ちなみに、ホッとする薬の中身は、皮去りほうじはとむぎ。

体内の余分な水分を排出する働きがあり、むくみ体質に。

クルトンのようにサクサクしていて、味のくせがないので、サラダや味噌汁などに。

 

薬膳のキホン2018 ~体質に合った一人ひとりの食養生~
<テーマ・日時>
第3回:こり・クマ・生理痛体質を改善する薬膳
◆日時:2018年9月30日(日)11:00-14:30
第4回:乾燥・不眠・便秘体質を改善する薬膳
◆日時:2018年11月18日(日)11:00-14:30
第5回:寒がり・疲れ・下痢体質を改善する薬膳
◆日時:2019年2月17日(日)11:00-14:30

お申込・詳細はこちら→http://yakuzen-kihon2018-2.peatix.com/
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◇主催◇『学びの食卓』プロデュース
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『学びの食卓』プロデュースは健康でありたい人と健康であってほしい人をつなぎます。
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