【レポート】薬膳のキホン2018 第1回体質判断&体質ごとのセルフケア特別開催@コスタデルソル

学びの食卓プロデュース主催の薬膳講座、全5回シリーズの第1回は、6月11日(月)の平日に開催しました。
場所は、椎名町のカレーカフェ コスタデルソル(COSTA DEL SOL)。
今回の参加者は、まなしょくのちらしを置いてくださっているお店を営んでおられる方や、薬膳講座をシリーズで参加くださっている方々でした。
【学ぶ】薬膳実践のための中医学キホンレクチャー&体質判断&デモンストレーション
薬膳は、中医学の応用なので、おさえておくべきキホンをご紹介。
2時間くらいかかりそうだな…という内容をぎゅぎゅぎゅと、エッセンスにして1時間で説明しました。
そして、自分のあてはまる症状をチェック。
はっきり体質がわかった人もいれば、複数の体質にあてはまる方も。
そんなときは、詳しい状態や、一番改善したい症状などを聞いて判断します。
ここでは参加者同士で、「私、血虚だった!」と、自分の体質をみんなとワイワイ共有されていました(^o^)
続いて、デモンストレーション。
コスタデルソルのオーナーである横山詠津子さんに、大麦もちの作り方を伝授していただきました。
普段から、何を食べたときに、自分にどんな変化が起きたのか、じっくり観察している詠津子さん。
自分の体調が良くなったときに”何を食べたか”、”どんな成分が影響したのか”を調べ、「これはいい!」と納得したものをお店のメニューに入れたり、お客さんに共有しておすすめしています。
そのままごはんに入れてもおいしい大麦ですが、今回は、大麦をもちもち食感で食べる方法を分かりやすく教えてくださいました。
使うものは、ミキサーと鍋。
ざっくり説明すると…
大麦を水を吸わせて、ミキサーにかけて、鍋にいれて火にかけると、もちもちが突如出現。
くせのない味なので、味付け次第でスイーツにも、主食にも、副菜にもなります!
黒蜜ときなこをかけてわらびもちのようにしても、雑煮のようにスープにいれるなど一度作っておくととても便利なんだそう。
防災食としても便利というご紹介がありました。
大麦の薬膳的な効能はこちら。
大麦は体内の熱をとり、胃腸の機能を整えます。
便秘や下痢を緩和し、利尿効果があります。ただし、冷え性の方・脱水症状時は多食注意。
暑さや湿気で食欲が落ちるこの季節にぴったりな食材。
こんな風に、季節や体質によって、食材を選ぶというのが薬膳です☆
【食べる】オリジナル薬膳アフタヌーンティータイム
そしてお待ちかねの食べる時間。
特別開催は午後からスタートだったため、アフタヌーンティーバージョンの特別薬膳メニュー♪
余分な熱をとり、気をめぐらせ、胃腸を元気にする薬膳メニューでご提供いただきました。
<薬膳アフタヌーンティープレート~体内ストレッチメニュー>
・大豆と大麦のすり流し
・大麦と人参の黒蜜きな粉もち
・熱を逃がす夏サラダ
・みょうが松の実あえ
・ドリアンチップス
・大麦粉100%キャロットケーキさくらんぼスイーツ
コスタデルソルさん提供
大満足なボリュームとおいしさ♪
「このドレッシングは何が入っているの?」「どうやって作っているの?」と質問が尽きません!
私のツボは、茗荷と松の実の和え物。
斬新な組み合わせですが、これかなりいけます!
食べて驚き、おいしいと思うから、家でも作りたくなる。
体に良い料理のレパートリーが自然と増えていくのも、まなしょくイベントの良いところです。
【対話する】実践の壁を壊す対話ワークショップ
「自分に合った生活を送るためには」をテーマに実施しました。
一部紹介すると、
●実践できなかったとしても、へこまない。実践したいと思い続ける。ポジティブシンキングが大事。
●お酒を飲む量を決める。空けたら終わり。
●1日にすることを3つにしぼる。無理をしない。スリム化する。
●まとめて調理、ズボラ飯。
自分の生活に新しい習慣を溶け込ませる心がけや対策をそれぞれ見出せたようです。
毎回グループによって異なるアイデアが出るので、とてもおもしろい。
遅くまで働いていたり、お店を営んでいたりすると、どうしても時間に追われたり、ONとOFFの境目がなくなったりして、自分のメンテナンスが後回しになりがちになります。
がんばる女性がいつまでもパワフルに輝き続けるために、薬膳をうまく活用していただけるとうれしいです☆
まなしょくで気づいた大切なこと
代表の武藤麻代さんが4年前に立ち上げた『学びの食卓』プロデュース。
「食べて、学んで、対話する」の3つの体験を通して、一人ひとりが気づきを得て、”知識を知恵に変えられる”場を提供し続けています。
武藤さんが、まなしょくイベントで繰り返しお伝えしている言葉があります。
「何か一つだけでいいから変えてみよう」
参加者が「あぁ、良いのはわかっているけど、変えられないんです」、「繰り返し参加しているけど、そんなに薬膳を取り入れられていないんです」と深刻な面持ちで言っているとき、武藤さんはこの言葉をかけます。
そして、参加者も「”できなかった”ことに目を向けるのではなく、”できた”ことに目を向けて、また明日チャレンジすればいいのよね~」と対話します。
そうやって、ゆっくりでもいいから自分を肯定しながら、一つずつ変わっていけば、
いつの間にか習慣になって、だんだん元気になって、自分に自信を持って、自分を好きになることにつながっていくんだと思います。
いつもできないことに目を向けてしまう私。
忘れないように記しておこう。
薬膳のキホン2018 ~体質に合った一人ひとりの食養生~
<テーマ・日時>
第3回:こり・クマ・生理痛体質を改善する薬膳
◆日時:2018年9月30日(日)11:00-14:30
第4回:乾燥・不眠・便秘体質を改善する薬膳
◆日時:2018年11月18日(日)11:00-14:30
第5回:寒がり・疲れ・下痢体質を改善する薬膳
◆日時:2019年2月17日(日)11:00-14:30
お申込・詳細はこちら→http://yakuzen-kihon2018-2.peatix.com/
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◇主催◇『学びの食卓』プロデュース
ホームページ:http://manasyoku2.wix.com/mysite
Facebookページ:https://www.facebook.com/manasyoku
『学びの食卓』プロデュースは健康でありたい人と健康であってほしい人をつなぎます。
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